sintered granulated clay (焼結造粒粘土)略して SGC です。
焼結という特殊な金属加工の製法技術を取り入れ加工したものがSGCです。
粘土鉱物は、水や酸素を通さないほど粒子が細かく、有機物(昆虫や木の根など)を殆ど含みません。
この粘土中にはたくさんの元素が含まれていて様々な資材へと形を変えていきます。
代表的な物は農業や園芸培土ですが、他には意外にも顔の脂や毛穴掃除に使う泥パックであったり、抗菌作用をうたっている文具、猫砂、壁材、ミルクセメントの原料の一部、植木鉢、瓦などなど、加工の仕方や粘土の原産地によって様々な形にかわっていきます。😲😲😲
そして、散水や降雨により栄養素が圃場から流れ出ずに留まっているのは、イオン交換によって栄養素が土にしっかり結合しているからです。それなので、イオン交換容量が高めの培土を使うと施肥量を減らせることができるわけですね。😊
粘土は、表面に負または正の電荷を持っているため、イオン交換ができます。この電荷と反対符号を持つ陽イオンまたは陰イオンが吸着されます。
粘土が他のイオンを含む溶液と接触すると、吸着イオンと溶液中の異種イオンとの間で交換反応が瞬時に起こります。
こういった粘土がもつ作用を利用して、排水濾過や土壌改良、水質改善の商品開発に挑み、出来上がったのがSGC、焼結造粒粘土です。
焼結造粒粘土 SGC P-100(10kg)
焼結造粒粘土 SGC P-100(10kg)
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