赤玉土とは?粘土とは?

一般的に販売されている赤玉土は、天日乾燥や乾燥機で水分を除去してから、サイズに分けてパッキングされます。

この商品は非常に軽く、扱いやすいです。

 

当社の製品は粘土鉱物を使用しています。そのため、そのままでは植物の成長に適した土壌として使用できません。

これは、粘土の粒子が非常に微細で、水や酸素が通過できないためです。

国際法に準じて粒径が0.002mm(2μm)以下の粒子を粘土と呼んでいるのが一般的です。

 

これらの粘土鉱物は、母岩によって性質が変わっています。

中和陽イオンや、陽イオン交換容量、比表面積などに違いが出てきます。

我々は群馬県の一部にしか点在しない粘土の特性を活かしつつ、団粒構造を持たせ、保肥力、保水性、通気性を植物の成長に必要なレベルにまでもっていくことに成功しました。

我々が作る焼結造粒粘土(SGC)は、焼結という金属加工の技術を用いて高温焼結造粒というプロセスで製造されています。

800℃前後の熱で焼結造粒し粘土鉱物の微細な粒子を1μ単位で整え、団粒構造化しています。

そのため、土壌改良はもちろん、一般的な土や赤玉土の代替品、アクアリウム用土の代替品として使用できます。

まずは、以下の6つの特徴に注目してください。※SGCはSintered Granulated Clay(焼結造粒粘土)の略です。

1. 保水性の向上(粘土鉱物の水分含有量は約55%)

2. 保肥力の向上(陽イオン交換容量が腐葉土や黒土並みにある)

3. 通気性の向上(酸素を供給することでカビやバクテリアの繁殖を抑える)

4. PH調整(ほぼ中性を維持するため土中、水中の善玉菌の繁殖に有効)

5. 糞尿などのアンモニアを硝酸イオンまで変換(硝酸塩も分解しちゃう!)

6. 天然鉱物を機械的に造粒しているため、土、湖、川などにも使用可能

このような原料を通して、赤玉土の粉と鹿沼土の粉を粒にさせる接着剤の役割を果たすことや

塩を混ぜて枯草材やお顔のパックに使用することもできます。

また、天然鉱物の為、輸出も可能で、ほとんどの国で関税はかかりません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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